マグの茶しぶは、素材で落とし方を決めます。普通の陶器や磁器なら、花王 キッチン泡ハイターで約5分です。金や銀の飾りがあるマグ、メラミンや漆器は、同じ方法が使えません。花王とシャボン玉石けんの案内を中心に、素材別の方法、マグの大きさから計算した薬剤の量、1回の費用をまとめました。

この記事の価格は2026年11月5日に確認した値段が中心で、毎日変わることがあります。参考にした店と確認日は価格の確認日と参考元にまとめました。

運営者のマグと手順の注意

運営者のマグは350mlを超える大きめのものです。毎日2〜3杯のコーヒーを主に仕事中に飲みます。この記事の手順は洗剤メーカーの案内をもとにしています。洗剤の容器の表示と、マグの取扱いの説明を優先してください。

茶しぶはなぜ普通の洗剤で落ちないのか

茶しぶと呼びますが、コーヒーでも付きます。タイガーの案内は、茶渋やコーヒー汚れの原因を、飲み物に含まれるタンニンや油脂と説明しています。色の汚れが器の表面に残り、くすんで見えます。毎日スポンジで洗っていても、少しずつ重なっていきます。

台所用洗剤は、油や食べ物の汚れを落とすのが得意です。色の付いた汚れには、漂白の力が向いています。だから毎日の洗い物とは別に、たまに漂白する時間を作ります。こすって落とす方法もありますが、器の表面を傷つけないかが問題になります。

マグの内側は、コーヒーの色が見えやすい場所です。運営者のように1日2〜3杯飲むと、1年で約730〜1,095杯です。週1回の手入れなら、14〜21杯に1回です。そう考えると、回数は多すぎません。

素材別の落とし方を一覧で見る

最初に見るのは、汚れの濃さではなくマグの素材です。洗剤の案内と第三者の記事をもとに、素材ごとの扱いをまとめました。分からないマグは、一番弱い方法から試します。ブランドのマグは、購入時の説明書やメーカーのページも見てください。

素材キッチン泡ハイター酸素系漂白剤重曹や塩でこするメラミンスポンジ
普通の陶器、磁器使える使える使える目立たない所で試す
金や銀の飾りあり使わない―飾りを避ける使わない
繊細な絵付け――ボーンチャイナは避ける色が落ちることがある
ガラス――塩は使える(第三者の情報)―
ステンレスすすぎを十分に容器により違う―光沢面は使わない
メラミン、漆器使わない漆器は使わない―漆器は使わない
アルミ使わない使わない――

花王 キッチン泡ハイター、シャボン玉 酸素系漂白剤、激落ちくんの表示をもとにしました。家電 Watch とオールアバウトの記事(第三者の情報)も参考にしています。「―」は読んだ資料に書かれていない項目です。

キッチン泡ハイターの表示で使えないものは、メラミン食器、漆器、金属製品(ステンレスを除く)などです。シャボン玉の酸素系漂白剤は、金属製の容器、アルミ、漆器が使えません。ただし「ステンレス水筒の内側」は別に案内があります。金属の扱いは製品で違うので、表示を読みます。

ステンレスのタンブラーは、この表よりタンブラーのにおいの手順を優先してください。サーモスとタイガーは、塩素系の漂白剤をボトル本体に使わないよう案内しています。マグという名前でも、真空断熱のものはタンブラーと同じように扱ってください。マグ選びはマグとタンブラーの選び方で比べました。

1個だけ急いで落とす:泡タイプ

花王の案内の手軽な方法は、キッチン泡ハイターです。汚れに直接スプレーし、約5分置いて、水でよく洗い流します。液を作る手間もありません。朝のマグに気づいた茶しぶを、昼までに片付けたいときに向いています。

使用量の目安は、表示によると10cm四方に5回で4.5mLです。流水で30秒以上すすぐよう書かれています。すすぎが足りないと、さびや変質の原因になります。マグの内側は水がたまる形なので、水を入れて捨てる動作を数回繰り返してください。

費用も計算しました。つけかえ用400mLがツルハで税込348円でした(11月5日に確認)。1mLあたり約0.87円なので、4.5mLで約3.9円です。ただし10cm四方は、マグの内側全体より狭い面積です。全体に吹くと、どのくらいになるかも計算しました。

泡タイプの流れ(花王の案内)
1. 準備マグの素材と飾りを確かめる換気をする
2. 吹きかける10cmほど離して内側に吹きかける顔に向けない
3. 置くそのまま待つ約5分
4. すすぐ流水でよく洗い流す30秒以上
5. 乾かすにおいが残らないか確かめる口を付ける前に
マグの形の例内側の面積スプレー使う量費用
小さめ(直径7×高さ7cm)約192cm²約10回約8.7mL約8円
中くらい(直径8×高さ8cm)約251cm²約13回約11.3mL約10円
大きめ(直径9×高さ10cm)約346cm²約17回約15.6mL約14円

円柱として側面と底の面積を出し、10cm四方に5回(4.5mL)で割った編集部の計算です。マグの形の例は計算用で、特定の商品ではありません。

内側全体に吹いても、1回10円前後です。茶しぶは飲み物の線の周りと底に濃く付くので、実際はその部分だけで足りる日もあります。全体が同じ色に染まっていなければ、濃い部分に絞ってください。使う量が減れば、すすぎの回数も減らせます。

塩素系のにおいが苦手な人は、換気をして、手袋を使います。@cosmeの口コミには、塩素のにおいが残ることを気にする声も見えます。すすいだあと、マグのにおいを嗅いで残っていないか確かめてください。残っていれば、もう一度すすぎます。

まとめて漂白する:液に浸ける

マグが何個もあるなら、液を作って浸ける方が楽です。花王のキッチンハイターは、水1Lに10mlを入れて薄め液を作ります。使ったカップをすすいでから約30分浸け、水でよくすすいで乾かします。液は使い回さず、作業が終わったら捨ててください。

シャボン玉の酸素系漂白剤は、水2Lに8gを溶かし、15〜30分浸けます。30〜50℃のお湯を使うと働きがよくなります。表示によると、高温にしすぎると分解が急に進み、効果が落ちたり素材を傷めたりします。熱湯を注ぐ必要はありません。

洗い桶で2Lを作るとマグは数個まとめて浸けられますが、マグ1個ならもっと少なくて済みます。表示の8gと2Lを、マグの容量で割り直しました。計量スプーンで量りにくい量なので、目安として読んでください。

マグの容量ごとの酸素系漂白剤の量(水2Lに8gの割合)
200ml約0.8g
300ml約1.2g
350ml約1.4g
400ml約1.6g
500ml約2.0g

シャボン玉 酸素系漂白剤の割合を、容量に比例させた編集部の計算です。満水まで入れる場合の量です。

運営者のような350mlを超えるマグなら、1個に約1.4gです。ただ、少なすぎて量りにくいので、1個だけなら泡タイプの方が楽です。酸素系は3個以上まとめる日に向きます。袋の口を閉じて、乾いた場所に置いてください。

漂白の間は、容器にふたをしません。サーモスは漂白中にふたをすると密閉状態になって危険だと書いています。マグはふたをしない形が多いですが、ふた付きのマグを液ごと閉じないでください。ふた付きのマグは、本体とふたを分けて扱います。

1年の費用を計算する

週1回の手入れで、1年にどのくらいかかるかを計算しました。シャボン玉 酸素系漂白剤はクリエイトSDの750g 547円で、1gあたり約0.73円です。2Lの液1回は8gなので約5.8円です。何個浸けても、この金額は変わりません。

週1回の手入れを1年続けた費用
酸素系 2Lの液(何個でも)約303円
泡タイプ 汚れの部分だけ 1個約204円
泡タイプ 内側全体 1個約512円
泡タイプ 内側全体 3個約1,535円

11月5日に確認した税込の値段で計算しました。水道代は入れていません。回数は編集部の例で、メーカーの案内ではありません。

内側全体に吹くなら、1個でも酸素系の液の方が安くなります。3個を毎週だと、差は1年で約1,232円です。大きな金額ではないので、値段より手間で決めて構いません。洗い桶を出すのが面倒なら泡タイプ、シンクに余裕があるなら液に浸ける方法が合います。

酸素系の750gは、8gずつなら約93回分です。週1回で1年9か月ほど持ちます。泡タイプの400mLは、中くらいのマグの全体なら約35回分です。アルペジオ1杯は約103円なので、どの方法でも1回の費用はカプセル1個よりずっと小さくなります。

汚れの濃さで方法を選ぶ

素材が分かったら、次は濃さです。同じ茶しぶでも、付いて数日の薄い色と、何か月も重なった濃い色では、かける手間が違います。編集部の判断で3段階に分けました。薬剤を増やす前に、時間を延ばす方が器に負担をかけません。

濃さ見た目まず試すこと落ちないとき
薄い飲み物の線がうっすら見えるスポンジと台所用洗剤塩や重曹で軽くこする
中くらい底や線が茶色い泡タイプ 約5分もう一度くり返す
濃い内側全体がくすむ酸素系の液 30分泡タイプを濃い所に足さない。日を分ける

塩素系と酸素系を同じ日に重ねるのは避けます。別の種類の薬剤を続けて使うときは、よくすすいで、日を分けてください。濃い汚れは、1回で全部落とそうとしないことです。2回目で十分に薄くなれば、そのあとは週1回の手入れで保てます。

ひびや欠けのあるマグは、線の中に色が残ります。これは茶しぶとは別のものです。漂白で消えないときは、それ以上こすらないでください。陶器の細かい線の中に入った色は、器の風合いとして残ることもあります。買い替えるならマグとタンブラーの選び方を見てください。

場面別の選び方

実際の暮らしでは、使える道具が場所で変わります。よくある場面ごとに、手順を決めておくと迷いません。どの場面でも、素材の確認が先です。

職場に置いているマグ

職場の流しで塩素系を使うのは、におい、換気、ほかの人の食器の点で向きません。週末に持ち帰って家で漂白するか、スポンジ洗いで保ちます。運営者も以前はシェアオフィスで働き、今はリモートが多い生活です。家で使うマグと職場のマグを分けている人は、持ち帰る日を決めてください。

贈り物のマグや飾りのあるカップ

金や銀の縁があるカップは、普段のマグと一緒に液へ入れないでください。洗い桶で漂白する日は、分けて置きます。贈り物のカップは、箱に入っていた説明書きを読み直すと安心です。漂白をやめて、柔らかいスポンジで早めに洗う方が向いています。

来客の前

運営者は来客のときにドリップバッグを飲みます。お客さんに出すカップは、前日に明るい場所で内側を見ます。泡タイプなら5分で済むので、当日でも間に合います。すすいだあとのにおいだけは確かめてください。来客用のコーヒーはドリップバッグの選び方で比べました。

道具でこする方法の注意

漂白剤を使いたくない人は、こする方法が候補です。ただし、こする方法は器の表面を削ります。第三者の記事では、ぬらした器に塩をひとつまみ付けてこする方法が紹介されています。重曹をティースプーン1杯ほど振りかけて、湿らせたスポンジでこする例もあります。

同じ記事は、プラスチックなど柔らかい素材は避けるよう書いています。アルミやカットグラスは、重曹水で変色や白濁の原因になるとも説明しています。金や銀の飾りがある器は漂白剤が使えないので、重曹と熱湯で軽くこする方法が紹介されています。いずれも力を入れないことが大切です。

メラミンスポンジは便利ですが、万能ではありません。激落ちくんの表示には、細かいキズが付く場合があるので目立たない部分で試すよう書かれています。光沢のあるステンレスやプラスチック、コーティング面、漆器には使えません。食器に使ったあとは、水洗いしてください。

方法手間器への負担向く場面
泡タイプ約5分置く素材を選ぶ普通の陶器を1個
酸素系の液15〜30分浸ける素材を選ぶマグ3個以上
塩や重曹その場でこするこすり方による飾りのある器、軽い汚れ
メラミンスポンジその場でこする細かいキズの可能性目立たない場所で試して

色が付いて間もない汚れは、こすらなくても落ちやすいものです。逆に、何か月も重なった汚れは、1回で落ち切らないこともあります。1回で白くしようと強くこするより、泡タイプを2回に分ける方が、器を傷めません。

やってはいけないこと

茶しぶの手入れで一番注意したいのは、薬剤を混ぜることです。塩素系の漂白剤と酸性のものが混ざると、有害な塩素ガスが発生します。オールアバウトの記事は、酢や果汁でも起こると注意しています。サーモスも、塩素系製品とクエン酸を混ぜないよう書いています。

やらないこと理由
塩素系の漂白剤にクエン酸や酢を混ぜる有害な塩素ガスが発生する
金や銀の飾りのある器を漂白する飾りを傷める(第三者の情報)
メラミン食器や漆器に泡タイプを使う表示で使えないものになっている
アルミの器に酸素系を使う表示で使えないものになっている
ふたをして漂白する密閉状態になって危険
すすぎを短くするさびや変質の原因になる

掃除の日を分けることも、安全のための工夫です。マシンのクエン酸洗浄と、マグの塩素系漂白を同じ日に同じシンクでやらないでください。クエン酸の液を流したあとのシンクに、すぐ塩素系を使うのも避けます。湯あか除去の手順と頻度をする日は、マグは酸素系か別の日にします。

子どもの手が届く場所に、液を入れた洗い桶を置いたままにしないでください。漂白中のマグは、飲み物のマグと見分けがつきにくいものです。作業が終わるまで、台所を離れないようにすると安心です。

茶しぶを付きにくくする習慣

付いた汚れを落とすより、付きにくくする方が楽です。仕事中に飲むと、すぐ洗えない場面があります。コーヒーが乾く前に、水を少し入れておくだけでも違います。洗うのがあとになる日は、この1手間を足してください。

場面できること
仕事中に飲み終えた水を入れて置いておく
ミルクを足した1杯先に水ですすぐ
夜にまとめて洗うぬるま湯でスポンジ洗いする
週末白く見えない部分を確かめて、漂白する
来客の前使うマグを前日に確かめる

マグの色でも、見え方は変わります。白いマグは汚れがすぐ分かり、濃い色のマグは目立ちません。目立たないマグほど、気づかないうちに重なります。ブラックが中心の人は、月に1回は明るい場所で内側を見てください。コーヒーメーカーのポットの汚れはコーヒーメーカーの掃除方法にあります。

運営者はマグを食洗機で洗います。食洗機を使う家庭でも、茶しぶは残ることがあります。食洗機が使えるかどうかは、マグごとの説明で確かめてください。マグとタンブラーの選び方に、商品ごとの対応をまとめています。

使う商品と公開された口コミ

家庭に1つ置くなら、泡タイプと酸素系のどちらかです。マグが1〜2個の人は花王 キッチン泡ハイター、マグが多い人や水筒も洗う人はシャボン玉 酸素系漂白剤が合います。飾りのある器には、どちらも使わない方が無難です。

キッチン泡ハイターつけかえ用 400mL 348円
シャボン玉 酸素系漂白剤750g 547円
激落ちくん2個 214円

広告花王 キッチン泡ハイター つけかえ用 400mL

広告花王 キッチンハイター

広告シャボン玉 酸素系漂白剤 750g

広告レック 激落ちくん メラミンスポンジ

口コミの好評点

  • 泡が液だれせず、汚れた所にとどまる(キッチン泡ハイター)
  • スプレーだけで、こする時間が減る(キッチン泡ハイター)
  • ツンとしたにおいがない(シャボン玉)
  • つけ置きで黄ばみが落ちた(シャボン玉)

口コミの不満点

  • におい残りを気にする声がある(キッチン泡ハイター)
  • 店頭で見かける機会が少ない(シャボン玉)
  • 強さより成分面の安心感で選ぶ声がある(シャボン玉)

@cosmeの口コミの一部です。キッチン泡ハイターは859件、シャボン玉は155件のうち、ページに表示された5件を読みました。茶しぶ以外の用途の声も含みます。

茶しぶ落としの確認リスト

始める前にこの5つを確認してください

  • マグに金や銀の飾りがないか
  • メラミン、漆器、アルミではないか
  • 塩素系と酸性のものを近くで使っていないか
  • 換気をして手袋を用意したか
  • すすいだあとのにおいを確かめたか

価格の確認日と参考元

この記事の値段は、下の表の店やページで確認した時点のものです。確認した年はすべて2026年です。価格は毎日変わることがあり、セール、在庫、色、店によっても違います。送料、ポイント、クーポンは、本文で触れた場合を除いて計算に入れていません。

商品確認した価格参考にした店やページ確認日
花王 キッチン泡ハイター つけかえ用400mL 348円ツルハ11月5日
シャボン玉 酸素系漂白剤750g 547円クリエイトSD11月5日
レック 激落ちくん メラミンスポンジ レギュラー2個 214円ツルハ11月5日

価格は確認時点の表示価格です。第三者の記事の価格は、その記事の時点の値段です。購入前に販売ページで最新の価格を確認してください。

よくある質問

一番手軽な方法は何ですか?

普通の陶器や磁器なら、キッチン泡ハイターを吹きかけて約5分置き、流水で30秒以上すすぐ方法です。

金色の飾りがあるマグは漂白できますか?

避けてください。第三者の記事は金や銀の飾りには使えないと書いています。重曹で軽くこする方法があります。

酸素系漂白剤の量はどのくらいですか?

シャボン玉は水2Lに8gです。30〜50℃のお湯で15〜30分浸けます。

コーヒーの汚れも茶しぶと同じですか?

同じように扱えます。シャボン玉の表示にもコーヒー渋が挙げられ、タイガーはタンニンや油脂が原因と説明しています。

メラミンスポンジは使えますか?

使える器もありますが、細かいキズが付く場合があります。目立たない場所で試してください。

塩素系とクエン酸を一緒に使えますか?

使わないでください。有害な塩素ガスが発生します。

どのくらいの頻度でやればいいですか?

決まった回数はありません。色が見えたらで足ります。この記事の週1回は費用の計算の例です。

タンブラーにも同じ方法が使えますか?

使えません。サーモスとタイガーは本体に塩素系を使わないよう案内しています。別の記事を見てください。