ネスプレッソのローマとナポリは、同じ値段で味の方向が大きく違う2銘柄です。ローマは強さ8で軽い焙煎、ナポリは強さ13で深煎りです。運営者はどちらも飲みましたが、アルペジオの方が好きです。この記事では公式の説明と公開されたレビューをもとに、2銘柄の違いと選び方を整理します。

この記事の価格は2026年11月4日に確認した値段が中心で、毎日変わることがあります。参考にした店と確認日は価格の確認日と参考元にまとめました。

運営者の飲み方

運営者はネスプレッソ オリジナルを5年以上使い、毎日2〜3杯飲みます。ローマとナポリも飲みましたが、この2銘柄よりアルペジオの方が好きです。味の説明は公式と第三者の情報です。

ネスプレッソの定番の中の2銘柄

ネスプレッソのオリジナルの定番カプセルには、イタリアの町の名前が付いた銘柄があります。公式の価格改定の案内では、イスピラツィオーネ ナポリ、アルペジオ、イスピラツィオーネ ローマが同じ段に並びます。店の名前が短く「ナポリ」「ローマ」となっていても同じ商品です。

値段はどちらも10カプセル1,026円で、1杯約103円です。2026年2月18日の注文分から、972円から1,026円に変わりました。強さ8も強さ13も同じ値段なので、値段で迷う必要はありません。選ぶ基準は味の方向だけです。

項目ローマナポリ
強さ813
焙煎軽く焙煎こだわりの深煎り
豆中南米産のアラビカ豆とロブスタ豆ロブスタ豆を使うブレンド(第三者の情報)
公式の説明しっかりして絶妙なバランス力強い味わい
香り木のような香りと焙煎香―
10カプセル1,026円1,026円

ローマはネスプレッソ公式のインテンソのページ、ナポリの焙煎と味は公式の商品ページです。ナポリの強さ13は第三者の記事の数字です。

2銘柄の差は、ひと言で言えば苦味の強さです。ローマは軽い焙煎で香りを残す作りで、ナポリは深煎りで力強さを前に出す作りです。同じ定番の中で、これほど方向の違う2本が同じ値段で買えます。飲み比べの題材としては分かりやすい組み合わせです。

飲んだ運営者の感想

ローマもナポリも飲みましたが、アルペジオの方が好きです。アルペジオは一番の好みで、リピートするのはリストレットです。

ここから先の味の言葉は、公式の説明と海外や国内の第三者の記事です。第三者の記事は個人の感想です。読むときは、誰の言葉かを確かめてください。アルペジオとの詳しい比較はアルペジオとリストレットの比較にあります。

ローマ: 軽い焙煎で香りを残す

強さ8
10カプセル1,026円
1杯約103円
淹れる量エスプレッソ約40ml

公式のインテンソのページによると、ローマは中南米産のアラビカ豆にロブスタ豆を合わせたブレンドです。軽く焙煎し、繊細なアロマを保つと書かれています。公式の言葉は「しっかりして絶妙なバランス」で、木のような香りと焙煎香が特徴です。英語の公式ページも、短く軽い焙煎と説明しています。

第三者のレビューは、もう少し細かい言葉を使っています。Nespresso Guideの2020年6月の記事は、麦芽や穀物のような味にココアの香りが重なると書いています。酸味は飲み始めに強く、冷めると穀物と木のような苦味に変わるそうです。酸味、苦味、焙煎の香りがほぼ同じ強さで混ざる、というのが筆者の評価です。

Coffeexploreの2026年の記事は、穏やかでなめらかな味と書いています。ミルクを足しても繊細な味が消えず、カプチーノの土台に向くという評価です。短所は、ナポリのような鋭さやリストレットのような果実味がないことです。パックの中で一番穏やかな銘柄と紹介しています。

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ナポリ: 定番の中で一番強い数字

強さ13
10カプセル1,026円
1杯約103円
焙煎深煎り

公式の商品ページは、こだわりの深煎りで力強い味わいと書いています。業界ニュースのAustralian Food Newsは2020年3月に、強さ13を持つ初めての定番コーヒーと紹介しました。ロブスタ豆を加え、深い焙煎で作られたブレンドです。第三者のコーヒー豆研究所も、13段階の13で一番力強い深煎りと説明しています。

味の言葉はレビューごとに少し違います。Tasting Tableの2024年の記事は、ウガンダ産のロブスタ豆に少量の南米産アラビカ豆を混ぜた深煎りと書いています。ダークチョコ、スパイス、香ばしさ、甘草の味が特徴です。後味の強い苦味が、濃さとの釣り合いを取るという評価です。

Nespresso Guideの2020年1月の記事は、甘草、ジンジャーブレッド、木、バタービスケットの味を挙げています。冷めるとココアがはっきりするそうです。苦い後味が強く、カザールに似ていると書いています。結論は、深煎り好きにはありがたい1杯です。

注意点もはっきりしています。Coffeexploreは、苦味に敏感な人には強すぎると書き、読者の声として苦すぎる、焦げた味という感想も紹介しています。一方で、カプチーノではミルクが苦味をやわらげ、ダークココアの後味が残るとも書いています。ブラックとミルクで評価が変わる銘柄です。

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アルペジオを基準に比べる

2銘柄だけを見るより、運営者が好きなアルペジオを間に置くと位置が分かります。公式の説明を並べました。

項目ローマアルペジオナポリ
強さ8913
焙煎の説明軽く焙煎深煎り深煎り
豆アラビカとロブスタ中南米産アラビカのブレンドロブスタを使う(第三者の情報)
公式の言葉しっかりして絶妙なバランス味わい深く、クリーミー力強い味わい
運営者飲んだことがある一番の好み飲んだことがある

強さの数字だけなら、アルペジオはローマのすぐ隣です。ところが焙煎の説明はナポリと同じ深煎りの側にあります。豆の説明では、ローマとナポリにロブスタ豆の名前が出て、アルペジオはアラビカ豆のブレンドです。数字が近くても、味の方向が近いとは限りません。

コーヒー豆研究所の指標では、アルペジオは苦味65、コク80です。ローマとナポリの数字は、その記事に載っていません。第三者の数字は銘柄ごとに比べられる範囲が違うので、ここでは公式の説明を中心に見てください。

強さの数字で並べる

ローマ、ナポリと近い銘柄の強さ
ローマ8
アルペジオ9
リストレット10
カザール12
ナポリ13

ローマ、アルペジオ、リストレット、カザールは公式のインテンソのページ、ナポリは第三者の記事の数字です。

図のとおり、ローマとナポリの間に運営者が好むアルペジオとリストレットがあります。ローマの強さはアルペジオより1つ下、ナポリは4つ上です。運営者が好きなアルペジオは、2銘柄の間の数字です。数字の順番は好みの順番ではなく、味の位置を示す目安です。

強さの数字は品質の順位ではありません。ただ、自分の好きな銘柄の数字を基準にすると、次の1本を選びやすくなります。アルペジオが好きで少し軽くしたい人はローマ、もっと強くしたい人はカザールやナポリという順番です。数字の読み方の全体はネスプレッソ純正カプセルの選び方で説明しました。

場面ごとの選び方

ミルクを足さず、エスプレッソで飲む

苦味を求めないならローマです。第三者のレビューでは、酸味、苦味、焙煎の香りが近い強さで混ざると書かれています。苦味が主役の1杯を飲みたいならナポリです。どちらも小さなカップで、エスプレッソの約40mlで飲む銘柄です。

カプチーノやラテにする

第三者の記事は、どちらもミルクと合わせる飲み方を紹介しています。ローマは繊細な味が残るカプチーノの土台として、ナポリはミルクが苦味をやわらげる例としてです。ミルクを多めに入れるなら、運営者はアルペジオが一番好きです。ミルクで迷う人はカフェオレに合うカプセルの比較から読んでください。

お湯で割って量を増やす

Tasting Tableは、ナポリをルンゴやアメリカーノの形で薄めても飲めると書いています。強い銘柄なら、お湯を足しても味が残るという考え方です。公式のFAQは、エスプレッソのカプセルを約40mlで淹れることを勧めています。量を増やすなら、淹れたあとにお湯を足すと推奨の量を守れます。量についてはルンゴとエスプレッソの違いに書きました。

いつもの銘柄から変えたい

普段アルペジオやリストレットを飲む人が味を変えるなら、方向を先に決めます。軽くしたいならローマ、強くしたいならナポリです。どちらも同じ1,026円なので、1本だけ足しても支払いは変わりません。第三者のレビューを読んで、苦味の言葉が気になる人はローマから試してください。

人に出す

相手の好みが分からないときは、ナポリは避けます。第三者のレビューでも苦すぎるという声があるからです。ローマのほうが安全な選択です。とはいえ、人に出すなら運営者は初めての人に勧めるアルペジオを先に考えます。

2銘柄を試すと1杯いくらか

公式で買う場合は送料を考えます。公式のFAQによると、通常配送は620円で、4,000円以上の注文で無料です。ローマとナポリを1本ずつ買うと2,052円で、送料がかかります。本数ごとに計算しました。

本数杯数カプセル送料合計1杯
1本10杯1,026円620円1,646円約165円
2本20杯2,052円620円2,672円約134円
3本30杯3,078円620円3,698円約123円
4本40杯4,104円無料4,104円約103円
買う本数と送料込みの1杯の値段
1本を買う約165円
2本を買う約134円
3本を買う約123円
4本を買う約103円

公式の価格1,026円と通常配送620円で計算しました。4本で4,104円になり、送料が無料です。

1本だけなら1杯約165円で、4本なら約103円です。2本でも1杯約134円です。公式で試すなら、ローマ2本とナポリ2本で4本にそろえるのが無駄のない買い方です。強い銘柄が合うか不安なら、ローマ3本とナポリ1本という分け方もあります。

運営者はカプセルを主にAmazonで買います。買う場所の比較はネスプレッソを買う場所の比較に書きました。送料まで入れて比べると、1本だけの注文は値段が上がりやすいと分かります。

2026年の値上げで1年いくら変わったか

2銘柄は2026年2月に、1本972円から1,026円へ54円上がりました。1杯で5.4円です。飲む量ごとに1年の差を計算しました。

飲む量1年の杯数1年の差
週に3杯156杯約842円
毎日1杯365杯約1,971円
毎日2杯730杯約3,942円
毎日3杯1095杯約5,913円

毎日2杯で1年約3,900円の増加です。定番の銘柄はどれも同じ上がり幅なので、ローマとナポリを選ぶ理由が変わるほどの差ではありません。値上げ前の972円で書かれた記事もまだ残っているので、値段を読むときは日付を見てください。

40杯をどのくらいで飲むか

4本は40杯です。毎日2杯なら20日で終わります。週に数杯なら数か月かかるので、賞味期限も見ておきます。公式のFAQによると、オリジナルのカプセルの賞味期限は製造日の14か月後の月末です。届いたときの残りは箱で見てください。

飲むペース40杯の日数ローマとナポリの分け方
毎日2杯20日1日ずつ交互に飲む
毎日1杯40日週で分けて飲む
週に3杯約13週普段の箱に混ぜて飲む

比べるときは、同じカップ、同じ量で飲みます。条件をそろえると、銘柄の差だけが残ります。メモには銘柄と飲み方だけを書いておくと、次の買い物で迷いません。2銘柄は同じ1,026円なので、片方だけ買い足しても1杯の値段は変わりません。飲み切ったら、気に入った銘柄を買い足してください。

互換カプセルと混ぜると1年でいくらか

運営者は普段ロッソカフェを飲み、特別なときに純正を飲みます。同じように、ローマやナポリを週に数杯だけ混ぜると、増える金額はいくらかを計算しました。普段の1杯は、リッコの約53円を例にします。

リッコの代わりに純正を飲むと増える金額(1年)
週1杯約2,579円
週2杯約5,158円
週3杯約7,738円

1杯の差は約50円で、週の杯数に52週を掛けました。リッコは公式の60個3,180円です。

週に1杯なら1年で約2,600円です。ローマでもナポリでも同じ金額です。毎日の1杯を純正にするには値段が気になる人でも、週に数杯なら手が届きます。ナポリのように好みが分かれる銘柄は、週に1杯の楽しみとして飲むだけでも十分です。

同じ名前の別の商品に注意

「ナポリ」「ローマ」は、ほかのカプセルにも使われている名前です。互換カプセルのキンボには、ナポリという名前の商品があります。海外の通販にはドルチェ グスト用のEspresso NapoliやEspresso Romaもあります。どちらもネスプレッソの2銘柄とは別の商品です。

通販で検索するときは、「ネスプレッソ」「純正」「イスピラツィオーネ」の言葉を見てください。ドルチェ グスト用はネスプレッソのマシンに入りません。キンボは互換カプセルなので、公式の回収の対象外です。Nespresso Guideには、以前のローマと今のイスピラツィオーネ ローマを比べた2020年の記事もあります。今の香りのほうが刺激があると書いています。

公式の言葉と第三者の言葉の違い

2銘柄の説明を読むときは、言葉の出どころを分けると整理しやすくなります。ローマの公式の言葉は「しっかりして絶妙なバランス」で、第三者の記事は穏やかでなめらかと書いています。ナポリの公式の言葉は「力強い味わい」で、第三者の記事はダークチョコやスパイス、甘草の味を挙げています。

公式は短い言葉で方向を示し、第三者は飲んだ人の言葉で細かく書く傾向があります。同じ銘柄でも書き手で言葉は変わるので、まず公式の強さと焙煎で方向を決めてください。そのあとで第三者の言葉を読み、苦味の強さを確かめると選びやすくなります。

公開された口コミの好評点と不満点

国内の販売ページで2銘柄の本文の口コミは多く見つかりません。そこで海外のレビュー記事をまとめました。下の好評点と不満点は第三者の記事の要約です。

口コミの好評点

  • ローマ: 穏やかでなめらかな味
  • ローマ: ミルクでも味が消えない
  • ナポリ: とろりとした濃いボディ
  • ナポリ: 深煎り好きに向く

口コミの不満点

  • ローマ: 鋭さや果実味はない
  • ローマ: 冷めると乾いた苦味が出る
  • ナポリ: 苦味に敏感な人には強すぎる
  • ナポリ: 苦すぎる、焦げた味という声

2銘柄の評価は、そのまま好みの分かれ方です。ローマは穏やかさが長所で、物足りなさが短所です。ナポリは苦味の強さが長所で、人によっては短所です。第三者のレビューは味の言葉の参考になりますが、最後は1本飲んで決める銘柄です。

どんな人に合うか

銘柄合う人合わない人
ローマ苦味を抑えたい人ガツンとした濃さがほしい人
ローマ木や穀物の香りが好きな人果実のような香りがほしい人
ナポリ深煎りの強い苦味が好きな人苦味に敏感な人
ナポリミルクを足して濃さを残したい人人に出す1本を探す人

迷うなら、基準のアルペジオから入ってください。運営者もこの2銘柄よりアルペジオが好きで、初めての人にも勧めています。アルペジオを飲んだうえで軽くしたいならローマ、濃くしたいならナポリへ進む順番です。カプセル全体の中で選びたい人はネスプレッソ純正カプセルの選び方を読んでください。

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ローマとナポリを買う前の確認リスト

この4つを確認してください

  • 持っているマシンがオリジナルか
  • 純正の商品か、同じ名前の互換カプセルか
  • 公式で買うなら合計4,000円を超えるか
  • 値段の記事が2026年2月より後のものか

使い終わったカプセル

ローマもナポリも純正カプセルなので、公式の回収の対象です。公式のFAQによると、自宅回収には黒いリカバリーバッグ(800円)を使います。互換カプセルは対象外です。普段の箱を互換カプセルにしている人は、分けて集める必要があります。

価格の確認日と参考元

この記事の値段は、下の表の店やページで確認した時点のものです。確認した年はすべて2026年です。価格は毎日変わることがあり、セール、在庫、色、店によっても違います。送料、ポイント、クーポンは、本文で触れた場合を除いて計算に入れていません。

商品確認した価格参考にした店やページ確認日
ネスプレッソ ローマ10カプセル 1,026円ネスプレッソ公式の案内11月4日
ネスプレッソ ナポリ10カプセル 1,026円ネスプレッソ公式の案内11月4日
ネスプレッソ アルペジオ10カプセル 1,026円ネスプレッソ公式の案内11月4日
公式の送料通常配送620円、税込4,000円以上で無料ネスプレッソ公式 よくあるご質問11月4日
自宅回収の黒いバッグ800円ネスプレッソ公式 よくあるご質問11月4日
ロッソカフェ リッコ60カプセル 3,180円ロッソカフェ公式11月4日

価格は確認時点の表示価格です。第三者の記事の価格は、その記事の時点の値段です。購入前に販売ページで最新の価格を確認してください。

よくある質問

ローマとナポリの一番の違いは何ですか?

強さと焙煎です。ローマは強さ8で軽い焙煎、ナポリは強さ13で深煎りです。

運営者の好みはどちらですか?

どちらも飲みましたが、アルペジオの方が好きです。

値段に差はありますか?

ありません。どちらも10カプセル1,026円で、1杯約103円です。

ナポリは苦いですか?

公式は力強い味わいと説明しています。第三者のレビューには、苦味に敏感な人には強すぎるという声があります。

ローマは薄いですか?

第三者の記事は穏やかでなめらかと書いています。鋭さを求める人には物足りないという評価です。

ミルクに合いますか?

第三者の記事はどちらもカプチーノに使えると書いています。ミルクを多めに入れるとき、運営者が一番好きなのはアルペジオです。

どう買えば送料がかかりませんか?

公式では4,000円以上で無料です。ローマ2本とナポリ2本で4,104円になります。

キンボのナポリと同じ商品ですか?

違います。キンボのナポリは互換カプセルです。ネスプレッソのナポリとは別の商品です。