結論から書きます。エスプレッソを自分の手で淹れてみたいならスティローザ、置き場所が細く毎回同じ量で淹れたいならデディカ アルテです。差額は3万円台で、買えるのは使いやすさと細い形です。味の土台の9気圧と90度は同じです。

この記事の価格は2026年11月3〜4日に確認した値段が中心で、毎日変わることがあります。参考にした店と確認日は価格の確認日と参考元にまとめました。

比べる基準

  • 差額と、1杯あたりの金額
  • 置き場所の形
  • 1杯を淹れるまでの操作
  • ミルクの作りやすさ
  • 公開された口コミの評価と不満

2台の成り立ちと選ぶ前の前提

どちらもデロンギのポンプ式のエスプレッソマシンです。全自動と違い、豆を挽く部分がありません。粉を自分でフィルターに詰め、押し固め、本体に取り付けて淹れます。スティローザは2021年4月に発売された入り口のマシンで、1つのダイヤルで動かします。

デディカ アルテは2023年4月に発売されました。デディカは幅15cmの細い形で知られるシリーズで、今の中心がアルテのEC885Jです。旧型のEC680も説明書が公開されています。この記事でデディカと書くときは、今買えるアルテを指します。

ポンプ式と全自動やカプセルの比較は家庭用エスプレッソマシンの選び方で書きました。全自動の2台を比べたい人はマグニフィカ Sとスタートの違いを読んでください。ここでは、ポンプ式に決めた人がどちらを買うかを比べます。

仕様を並べると差は操作に集まる

項目スティローザ EC235Jデディカ アルテ EC885J
目指す圧と温度9気圧、90度9気圧、90度
ポンプの最大の圧15気圧15気圧
操作1つのダイヤル3つのボタン
量の決め方自分で止める1杯と2杯の設定
温度の設定なし3段階
カップの高さ最大100mm最大120mm
水タンク1L1L
消費電力1100W1300W
幅×奥行×高さ21×26.5×30cm15×33×30.5cm
重さ約3.2kg4kg
カフェポッド44mmかE.S.E.用44mm
ミルク手動のスチーム手動のスチーム

スティローザは公式の仕様と取扱説明書、デディカ アルテは公式の仕様と家電 Watchの記事の値です。スティローザの公式の仕様欄の重さは「3.598」で単位がなく、説明書の約3.2kgを使いました。

圧と温度の目標は同じです。ここだけを見ても、3万円の差の理由は見えてきません。差が出るのは、量を決めるボタン、温度の設定、スチームの作り、体の細さです。つまりデディカの追加の金額は、味の土台ではなく、毎回の扱いやすさに払います。

水タンクは2台とも1Lです。1杯約30mlなら、計算上は約33杯分です。ただし説明書の手順には予熱やすすぎの水もあるので、実際に淹れられる数は減ります。ラテ用にスチームを使う日も同じです。水の量で2台の差は付きません。

値段の差は3万円台

11月4日に確認した値段です。スティローザは店の数が多く、2万円台の前半で買えます。デディカ アルテは価格.comの掲載が楽天市場の3件だけで、どれも54,800円でした。公式でもベージュは在庫切れの表示があり、色によっては探す手間が要ります。

2台の値段(11月4日)
スティローザ 価格.comの最安20,280円
スティローザ Amazon20,691円
スティローザ 公式22,800円
デディカ アルテ Rentioの表示47,800円
デディカ アルテ 公式54,800円
デディカ アルテ 価格.comの最安54,800円

公式はデロンギの商品ページの税込価格です。スティローザはヨドバシなどの量販店の通販で22,760円でした。Rentioの47,800円は同社の購入の表示価格で、第三者の情報です。

最安どうしの差は34,520円です。公式どうしなら32,000円です。デディカ1台でスティローザが2台以上買えるので、差額の中身を分解してみます。買えるのは細い形、決まった量のボタン、3段階の温度、きめ細かい泡を狙ったスチーム管です。

Rentioの表示の47,800円で買えるなら、差は約2.8万円まで縮みます。同社には新品のワンタイムプランが14泊15日で7,980円、月額2,300円のプランもあります。デディカが自分の台所に合うかを先に試す方法です。

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差額を1杯に直す

使う杯数で割ると、差額の重みが変わります。ポンプ式は毎日使う人と、週末だけ使う人に分かれます。34,520円を杯数で割りました。

飲み方杯数差額の1杯あたり
1日1杯を3年1,095杯約31.5円
1日2杯を3年2,190杯約15.8円
1日2杯を5年3,650杯約9.5円
1日4杯を5年7,300杯約4.7円

1日2杯を3年なら、1杯約16円の上乗せです。毎日ボタンで同じ量を淹れられることに、16円を払うかどうかです。ロッソカフェ1杯の4分の1ほどなので、毎日使う人には高すぎる金額ではありません。

週末だけ使うなら結果は変わります。週に2杯で3年なら312杯で、1杯約111円です。アルペジオ1杯より上乗せの方が高くなります。使う回数が読めない最初の1台は、スティローザが合います。続くと分かってから買い替えても、遅くありません。

幅は細いが奥行は長い

デディカの一番の魅力は幅15cmです。ただし細くなった分、奥行はスティローザより6.5cm長くなります。置く場所によっては、この奥行が問題になります。台の上で占める面積を計算しました。

置いたときの面積(幅×奥行)
デディカ アルテ約495cm²
スティローザ約556cm²

本体の寸法の幅と奥行を掛けた編集部の計算です。スティローザの奥行は26.5cm、デディカ アルテは33cmです。

面積の差は約11%です。幅の6cmの差と比べると、思ったほど大きくありません。すき間に縦に入れる台所ならデディカが合い、奥行の浅い棚ならスティローザが合います。買う前に測るのは、幅と奥行の両方です。

取っ手を付けたフィルターホルダーは本体の前に出ます。水タンクを外す動きも要ります。カタログの数字いっぱいの場所に押し込むと、使うたびに本体を動かすことになります。前と上に手が入る余裕を見てください。高さはどちらも約30cmです。

スティローザの価格.comのサイズの評価は4.24で、カテゴリ平均の3.98を上回りました。十分に小さいマシンです。幅21cmが置ける家なら、形の理由だけで3万円を足す必要はありません。

1杯を淹れる手順を比べる

スティローザの説明書の手順を見ます。ダイヤルを回して予熱し、READYのランプを待ちます。ランプが付いたらダイヤルを淹れる位置へ回し、約30ml出たら戻します。約20秒が理想の目安です。人が見ていて、人が止めます。

1杯のエスプレッソの手順
共通粉を詰めて押し固め、ホルダーを付ける2台とも手で行う
スティローザダイヤルで予熱し、READYを待つ淹れる位置へ回す
スティローザ約30mlで自分でダイヤルを戻す量は目で見る
デディカ準備ができたら1杯のボタンを押す約30mlで止まる

スティローザはEC235Jの説明書、デディカ アルテは公式と家電 Watchの記事をもとにまとめました。2杯のボタンは約60mlです。

デディカは1杯約30ml、2杯約60mlの設定があり、量を変えることもできます。ボタンを押したら離れられるので、その間にカップを温めたり牛乳を用意したりできます。朝の1分の余裕は、毎日使う人ほど大きな差になります。

反対に、手で止める楽しさがあるのはスティローザです。ダイヤルを戻す瞬間を自分で決めるので、色と出る量を見る練習になります。運営者のネスプレッソはボタンを押すだけで楽です。そこが気に入っている人には、スティローザの手順はかなり手間に感じます。

スティローザの粉の量

説明書では、1杯用のフィルターに計量スプーン小山盛り1杯、約8〜10gです。2杯用はすりきり2杯で、約12〜14gです。44mmかE.S.E.用のカフェポッドも使え、これなら詰める手間がありません。60mmのポッドは使えません。

カフェポッドは粉を詰める練習を省く方法です。朝はポッド、週末は粉と分ければ、スティローザでも手間は減らせます。デディカもカフェポッド用のフィルターが付属します。粉の挽き方が合わないと味が決まらないので、ミルを持つ人はコーヒーミルの選び方も見てください。

ミルクはどちらも手で作る

2台ともスチームは手動です。スティローザはダイヤルをスチームの位置にして予熱し、READYのあとにスチームつまみを回します。60秒以上は続けないよう説明書に書かれています。カプチーノの目安は、エスプレッソ約30mlに泡立てた牛乳約120mlです。

デディカ アルテの違いは、My LatteArtという作りです。公式はフロッサーとスチーム管で空気の量を調節し、きめ細かい泡を作れると説明しています。家電 Watchの記事によると、スチーム管は外がステンレスの二重の作りで、熱くなりにくく、掃除しやすい設計です。

ただし作りが良くても、泡は手で作ります。Rentioの利用者の声には、最初はうまく泡立たず慣れが要ったという不満がありました。スチームのあとは本体が熱く、しばらく淹れられなかったという報告もあります。ラテを続けて作る家は気にしておきたい点です。

運営者はミルクを入れるとき、冷たいミルクを容器の半分くらいまで足します。この飲み方なら、スチームの良し悪しは関係ありません。泡を作らない人にとって、デディカのスチーム管の差額はほとんど意味がありません。作り方の違いはカフェオレとカフェラテの違いにまとめました。

1杯の中身の値段

マシン代の次に、1杯の中身を比べます。ポンプ式の強みは、好きな粉を使える点です。粉をマイルドカルディの200g 1,166円で計算すると、1杯9gで約52円です。カプセルと並べました。

エスプレッソ1杯の中身の値段
粉 マイルドカルディ(1杯9g)約52円
ロッソカフェ約66円
アルペジオ約103円

粉の量はスティローザの説明書の8〜10gの中間です。ロッソカフェは60カプセル3,980円(Amazon、第三者の情報)、アルペジオは10カプセル1,026円です。

アルペジオとの差は1杯約50円です。スティローザの本体代20,280円なら約400杯、1日2杯で約7か月です。デディカの54,800円なら約1,090杯で、1日2杯で約1年半かかります。ロッソカフェとの差は約14円なので、カプセルの安い銘柄と比べると回収は長くなります。

ここで大事なのは、粉の準備と手入れの手間を値段に入れていないことです。運営者は濃い1杯をカプセルで手軽に飲んでいて、手間の少なさも気に入っています。節約だけが目的なら、ポンプ式より先に家のコーヒー1杯の値段の比較を見てください。

手入れの違い

スティローザの説明書は、牛乳を泡立てたらすぐにフロッサーを洗うよう案内しています。その日の最後には、フィルターとホルダーを洗い、水タンクをすすぎます。湯あか取りは3か月から半年に1回です。淹れるたびに粉のかたまりを捨てる手間もあります。

デディカ アルテの手入れは、同じシリーズの旧型EC680の説明書を参考にします。この説明書では、牛乳を泡立てるたびにフロッサーとスチームノズルを洗い、1日の最後に外して洗います。湯あか取りはランプで知らせる方式で、作業に約40分かかり、途中で止められません。

スティローザの価格.comの評価でも、手入れのしやすさは3.20で6項目の中で一番低い数字でした。フィルターの部分の作りが複雑で洗うのに手間がかかるという声があります。運営者もマシンへの不満は掃除です。ポンプ式は毎回の後始末を含めて楽しめるかが分かれ目です。

公開された口コミの違い

件数はどちらも少なめです。スティローザは価格.comで8件、デディカ アルテは価格.comで6件、Rentioで6件でした。数字の差より、不満の中身を読むのが役に立ちます。

項目スティローザデディカ アルテ
価格.comの満足度4.17(8件)4.86(6件)
Rentioの評価―4.4(6件)
手入れのしやすさ3.20―
サイズ4.24―

口コミの好評点

  • スティローザ: まろやかなエスプレッソが淹れられる
  • スティローザ: コンパクトで収納しやすい
  • スティローザ: 水タンクを上から外せる
  • デディカ: 操作が簡単でおいしい
  • デディカ: コンパクトで見た目が良い

口コミの不満点

  • スティローザ: 振動と音が大きい
  • スティローザ: 1回の量が約30ccで少ない
  • スティローザ: フィルターの洗浄に手間
  • デディカ: スチームと淹れるときの音が大きい
  • デディカ: 泡立てに慣れが要る
  • デディカ: 豆や挽き方の調整が要る

価格.com(スティローザ)とRentio(デディカ アルテ)の要約です。11月4日に確認しました。

音の不満は2台に共通します。スティローザには集合住宅で夜の使用を控えているという声があり、デディカにも賃貸で気になるという声があります。値段が上がっても、ポンプの音が消えるわけではありません。朝早く飲む家は、置く場所も工夫してください。

もう1つの共通点は、味が決まるまでの調整です。デディカの声にも、豆や挽き方、時間の調整が要るとありました。ボタンがあっても、粉の条件は人が決めます。ボタン1つで味まで決まるのは、全自動やカプセルです。

場面ごとにどちらを選ぶか

週末に趣味として淹れる

スティローザです。手で止める工程がそのまま楽しみになります。使う回数が少ないほど、差額の負担が重くなるからです。

平日の朝も毎日淹れる

デディカ アルテです。ボタンで止まるので、目を離せます。1日2杯を3年なら、上乗せは1杯約16円で済みます。

ラテを練習したい

デディカ アルテです。ミルクジャグが付属し、空気の量を調節する作りです。スティローザでも作れますが、泡の細かさを追う作りはデディカにあります。

冷たいミルクを足して飲む

スティローザで足ります。スチームを使わないので、デディカの強みの一部が消えます。運営者もミルクを入れるときはこの飲み方です。濃さはルンゴとエスプレッソの違いも参考になります。

背の高いグラスで飲む

わずかにデディカが有利です。カップ受けを外すと、スティローザは100mm、デディカは120mmまで入ります。背の高いタンブラーはどちらも入りません。マグの高さはマグとタンブラーの選び方で確かめてください。

粉を詰める手間をなくしたい

2台とも合いません。カフェポッドで減らせますが、ホルダーの手間は残ります。手間をなくすならカプセルか全自動です。

広告デロンギ デディカ アルテ EC885J

どちらが向くかを言い切る

合う人

  • スティローザ: 初めてポンプ式を買う
  • スティローザ: 週末に楽しむ
  • スティローザ: 幅21cmが置ける
  • デディカ: 毎日2杯以上淹れる
  • デディカ: 幅15cmの場所しかない
  • デディカ: ラテの泡を追いたい

合わない人

  • スティローザ: 量を見ているのが面倒
  • スティローザ: 奥行より幅が足りない
  • デディカ: 使う回数が読めない
  • デディカ: 奥行33cmが取れない
  • 2台とも: 手間なく淹れたい

迷うなら、スティローザから始めます。理由は、ポンプ式が続くかどうかを2万円台で試せるからです。1年続いて、毎回の量の調整が面倒になったら、それがデディカへ進む合図です。逆に置き場所が幅15cmしかない人は、最初からデディカを選びます。差額の上乗せは、1日2杯を3年なら1杯約16円ですが、週に2杯なら約111円です。使う回数が読めるかどうかが、2台の一番の分かれ目です。

どちらも粉と手入れの手間は同じように残ります。手間まで減らしたいなら、ポンプ式の中で迷わず、全自動やカプセルへ目を向けてください。運営者がカプセルのマシンで気に入っている点も、ボタンを押すだけで楽なことです。

価格の確認日と参考元

この記事の値段は、下の表の店やページで確認した時点のものです。確認した年はすべて2026年です。価格は毎日変わることがあり、セール、在庫、色、店によっても違います。送料、ポイント、クーポンは、本文で触れた場合を除いて計算に入れていません。

商品確認した価格参考にした店やページ確認日
デロンギ スティローザ EC235J20,280円価格.comの最安値(eightloopなど)11月4日
デロンギ スティローザ EC235J20,691円価格.comの掲載価格(Amazon)11月4日
デロンギ スティローザ EC235J22,760円価格.comの掲載価格(ヨドバシなど)11月4日
デロンギ スティローザ EC235J22,800円デロンギ公式11月4日
デロンギ デディカ アルテ EC885J54,800円デロンギ公式11月4日
デロンギ デディカ アルテ EC885J54,800円価格.comの最安値(楽天市場)11月4日
デロンギ デディカ アルテ EC885J(第三者の情報)47,800円Rentioの購入の表示価格11月4日
デディカ アルテのレンタル(第三者の情報)新品 月額2,300円、ワンタイム7,980円Rentio11月4日
カルディ マイルドカルディ200g 1,166円カルディ公式オンラインストア11月4日
ロッソカフェ(第三者の情報)60カプセル 3,980円コーヒー豆研究所の記事に載るAmazon価格11月3日
ネスプレッソ アルペジオ10カプセル 1,026円ネスプレッソ公式の価格改定のお知らせ11月3日

価格は確認時点の表示価格です。第三者の記事の価格は、その記事の時点の値段です。購入前に販売ページで最新の価格を確認してください。

よくある質問

味はデディカの方が良いですか?

圧の目標の9気圧と温度の目標の90度は同じです。デディカは温度を3段階から選べます。味は粉の条件で大きく変わります。

値段の差はいくらですか?

11月4日の価格.comの最安どうしで34,520円です。公式どうしなら32,000円です。

どちらが場所を取りませんか?

幅はデディカ、奥行はスティローザが有利です。面積はデディカが約11%小さい計算です。

ミルクは自動で泡立ちますか?

どちらも手動です。つまみを回してスチームを出します。デディカは空気の量を調節する作りです。

豆はそのまま使えますか?

使えません。挽いた粉かカフェポッドを使います。豆を使う人はミルが要ります。

カフェポッドは使えますか?

どちらも使えます。スティローザの説明書では44mmかE.S.E.用で、60mmは使えません。

音は大きいですか?

2台とも、音が大きいという口コミがあります。集合住宅で気にしている声もあります。

運営者はどちらを勧めますか?

比較の結論としては、初めてならスティローザです。使う回数が読めるならデディカ アルテです。