エスプレッソの用語は、イタリア語と英語と店の言葉が混ざるので難しく見えます。ただ、量の言葉、手順の言葉、ミルクの言葉に分けると覚えやすくなります。この記事では約30語を、UCC、イタリアのエスプレッソ協会、ネスプレッソの資料で確かめて整理しました。

この記事の価格は2026年11月5日に確認した値段が中心で、毎日変わることがあります。参考にした店と確認日は価格の確認日と参考元にまとめました。

運営者の飲み方

運営者はネスプレッソ オリジナルを5年以上使い、ブラックはルンゴサイズ、ミルクを入れるときはエスプレッソサイズで淹れます。

エスプレッソという言葉の範囲

UCCの説明では、エスプレッソは細かく挽いたコーヒーの粉に圧をかけて一気に淹れる、イタリア生まれのコーヒーです。ペーパードリップの1杯が140〜160mlなのに対し、エスプレッソは25〜35mlで、量は約5分の1です。つまり、エスプレッソは豆の種類ではなく、淹れ方の名前です。

ここで混同しやすい言葉が3つあります。「エスプレッソ ロースト」は豆の焙煎の名前、「エスプレッソ」はカップの量の名前、「エスプレッソ用の粉」は挽き目の名前です。同じ単語が3つの意味で使われます。商品の説明を読むときは、何を指しているかを先に考えてください。

もう1つ大切なのが、銘柄名と量の名前の区別です。ネスプレッソのリストレットはカプセルの銘柄名で、運営者もミルク入りでよく飲みます。一方、リストレットという量は短く淹れた25mlのことです。銘柄のリストレットをエスプレッソの量で淹れることもできます。

量の言葉を比べる

同じ言葉でも、出どころによって数字が違います。ここが用語の一番のつまずきです。イタリアの協会の基準のエスプレッソは25mlで、ネスプレッソのエスプレッソは40mlです。比べると、同じ言葉で1.6倍の開きがあります。

量の言葉と数字
リストレット(ネスプレッソ)25ml
エスプレッソの基準(イタリアの協会)25ml
エスプレッソ(UCCの目安)25ml〜35ml
エスプレッソ(ネスプレッソ)40ml
ダブル(第三者の情報)50ml〜60ml
ルンゴ(ネスプレッソ)110ml

イタリアの協会の基準、UCCの説明、ネスプレッソのFAQ、第三者の記事の数字です。

言葉意味量の例
リストレット短く淹れた濃い1杯25ml(ネスプレッソ)
エスプレッソ圧で一気に淹れた1杯25ml基準、40ml(ネスプレッソ)
ルンゴ長く淹れた1杯110ml(ネスプレッソ)
ソロ、シングル1杯分スターバックスはSolo
ドッピオ、ダブル2倍の豆で淹れた1杯50〜60ml(第三者の情報)
デミタスフランス語で小さなカップエスプレッソ用の器

リストレットからルンゴまでは約4.4倍の量の差があります。量の言葉は「その店やマシンでの数字」とセットで覚えてください。ネスプレッソは推奨より多いお湯で淹れると、カプセルの破損や粉の漏れにつながることがあると案内しています。ルンゴについて詳しくはルンゴとエスプレッソの違いにあります。

粉と水の割合で見る

量の言葉の裏には、粉の量があります。粉1gに対してどれだけの液が出るかを計算すると、エスプレッソが濃い理由がそのまま見えます。味の「濃い」の読み方は味の言葉の読み方でも扱っています。

淹れ方粉液の量粉1gあたり
基準のエスプレッソ7g25ml約3.6ml
シングル(第三者の情報)8g30ml約3.8ml
ダブル(第三者の情報)16g50〜60ml約3.1〜3.8ml
UCCのハンドドリップ12g160ml約13.3ml

エスプレッソは粉1gあたり約3〜4mlで、ハンドドリップの約13mlの4分の1ほどです。シングルとダブルは、割合がほぼ同じです。ダブルは濃い1杯ではなく、同じ濃さのまま量が2倍の1杯と考えると正確です。第三者の記事も、味はほぼ同じで量が倍と説明しています。

粉の量の数字がそろわない理由

「エスプレッソ1杯の粉は何g」と調べると、答えがばらばらに見えます。これは間違いではなく、出どころと条件が違うからです。4つの資料の数字を並べました。買う粉の量を計算するときは、自分のマシンの数字を使ってください。

出どころ1杯分2杯分250gで作れる杯数
イタリアの協会の基準7g―約35杯
UCCの説明6〜12g―約20〜41杯
第三者の記事約8g約16g約15〜31杯
スティローザの説明書約8〜10g約12〜14g約17〜31杯

スティローザの説明書では、2杯用は約12〜14gで、1杯用の2倍より少なめです。第三者の記事のダブルは2倍の16gです。同じ「2杯分」でも、粉の量は最大で約1.3倍違います。250gの袋が何杯分かは、この差で倍ほど変わります。

手順の言葉

ポンプ式のマシンを使う人が出会う言葉です。UCCのコーヒーマガジンは、粉を入れるドーシング、ならすレベリング、押し固めるタンピングの順で説明しています。全自動やカプセルでは、マシンが中で同じようなことをしていると考えてください。

ポンプ式の手順と言葉
1. グラインド豆を極細に挽く淹れる直前に
2. ドーシングフィルターに粉を入れる1杯6〜9gの例
3. レベリング粉の表面をならす表面をそろえる
4. タンピングタンパーで平らに押し固める表面を平らにする
5. セットホルダーをマシンに付けるカップを置く
6. ショットボタンで淹れる約30mlで止める例

UCCの解説の手順に、一般の呼び名を添えました。

UCCは、粉が上手に詰まっていれば、はちみつのようにとろりとした液が出ると説明します。これが見た目の合図です。方式の選び方は家庭用エスプレッソマシンの選び方を読んでください。

「ショット」は1回分のエスプレッソを指す言葉です。ダブルショットなら2倍の豆で淹れた1杯です。ポンプ式の取扱説明書には、細かな手順や掃除の決まりが書かれています。マシンの扱いは説明書を優先してください。

道具の言葉

道具の名前は呼び方が揺れます。UCCの記事の中でも、ポルタフィルターという言葉と、ホルダーやフィルターという言葉が別の記事で使われています。買うときに困らないよう、同じものを指す言葉をまとめました。

言葉指すもの別の呼び方
ポルタフィルター粉を詰めてマシンに付ける部品ホルダー、フィルター
フィルターバスケット粉が入る金属の部分フィルター
タンパー粉を押し固める道具―
ポッド粉を円盤状にまとめたフィルターカフェポッド
カプセル粉を密閉した1杯分の容器商品名で呼ぶことが多い
スチームノズル蒸気でミルクを温める管―
ミル豆を挽く機械―

ポッドとカプセルは別のものです。スティローザは粉のほかに、説明書で44mmかE.S.E.用のカフェポッドが使えます。60mmは使えません。マシンごとに違うので、買う前に説明書で確かめてください。ミルについてはコーヒーミルの選び方にまとめました。

数字の言葉

エスプレッソの説明によく出る数字は、圧、時間、温度の3つです。イタリアの協会の基準は、9気圧、25秒、マシンの出口で88度です。カップの中は67度です。これは認証の基準で、家庭のマシンに同じ数字を求める必要はありません。

「19気圧」のような数字は、ポンプの最大の力です。基準の9気圧とは意味が違います。クレマと圧の関係はクレマとはで解説しました。「乳化」も出てくる言葉です。UCCは、圧のかかったお湯で水分と油分が混ざる現象と説明しています。

ミルクの言葉

メニューで一番よく見る言葉です。UCCの案内を割合に直しました。カフェラテはエスプレッソ5分の1に、スチームドミルク5分の4です。カフェオレはコーヒーとミルクが1対1です。割合と家の作り方はカフェオレとカフェラテの違いにまとめました。

1杯の中のミルクの割合
カフェオレミルク50%
カフェラテミルク80%
カプチーノ(泡も含む)ミルク80%

UCCのFAQの割合から計算しました。カプチーノの割合はスチームドミルクとホイップドミルクの合計です。

言葉作り方量の例
スチームドミルク蒸気で温めたミルク―
フォームドミルク泡立てたミルクUCCはホイップドミルクとも表記
カフェラテエスプレッソにスチームドミルク約30ml+約120ml
カプチーノラテにフォームドミルクをのせる厚手のカップが多い
カフェマキアートエスプレッソに少量の泡のミルク30ml+少量
フラットホワイトエスプレッソにスチームドミルクラテよりミルクが少ない
カフェオレドリップのコーヒーに温めたミルク1対1

分かれ目はベースの液です。エスプレッソならラテやカプチーノ、ドリップならカフェオレです。運営者はミルクを入れるとき、エスプレッソサイズに冷たいミルクを容器の半分くらいまで足します。冷たいラテに近い飲み方です。店の名前にこだわる必要はありません。

店の言葉

イタリアの店の言葉も、説明によく出ます。バールはアルコールも出すイタリアのコーヒーショップで、バンコは店内の立ち飲み用のカウンターです。UCCは、イタリアでは砂糖をコーヒースプーン2杯分(8〜9g)入れる飲み方を紹介しています。

「カフェ アメリカーノ」は、スターバックスの説明ではエスプレッソをお湯で割った飲み物です。ドリップのコーヒーとは作り方が違います。「バリスタ」はコーヒーを淹れる職人を指す言葉として使われ、UCCの年表には2007年に東京で世界バリスタ選手権が開かれたことが載っています。

メニューの言葉と値段

スターバックスの店内の値段で、言葉の差を金額に直します。エスプレッソのSoloは435円から、Doppioは475円からです。1ショットあたりに直すと、Doppioは約238円です。量が2倍で値段は40円高いだけなので、1ショットあたりは約45%安くなります。

メニュー値段中身
エスプレッソ Solo435円から1ショット
エスプレッソ Doppio475円から2ショット
カフェ アメリカーノ Short455円からエスプレッソをお湯で割る
カフェ アメリカーノ Tall495円から同じ
エスプレッソ ドピオ(リザーブ)800円リザーブのコーヒー

スターバックス公式の店内の値段で、一部の店で異なります。11月5日に確認しました。

SoloとDoppioの40円の差は、言葉を知っていると得をする例です。家で飲む場合はアルペジオ1カプセルが約103円です。店のSoloの約4分の1で、ボタンを押せば40mlが出ます。外で飲む1杯と家の1杯を分けて考える材料になります。

家のマシンのボタンの言葉

カプセルのマシンでは、用語はボタンの形で現れます。オリジナルのマシンの2つのボタンは、エスプレッソとルンゴの量です。量の初期設定を変えられるマシンでは、説明書の手順で戻せます。量が変わったと感じたら、コーヒーが薄いときの記事も見てください。

運営者はブラックをルンゴサイズ、ミルク入りをエスプレッソサイズで淹れます。ルンゴの量で淹れる銘柄は、ロッソカフェのように普段のカプセルの場合と、ルンゴ用の銘柄の場合の両方です。ルンゴ用の銘柄の選び方はルンゴサイズで毎日飲む記事にあります。

用語の早見表

本文に出てきた言葉を、読み順に並べました。店やマシンの説明で分からない語が出たら、ここで確かめてください。量の数字は出どころで違うので、上の章の表も合わせて見てください。

言葉一言の意味
アメリカーノエスプレッソをお湯で割る
エスプレッソ ロースト深めの焙煎の名前
カプチーノラテに泡のミルクをのせる
クレマ表面のきめ細かい泡
ショット1回分のエスプレッソ
スチームドミルク蒸気で温めたミルク
ソロ1杯分
タンピング粉を押し固める
デミタス小さなカップ
ドーシング粉を入れる
ドッピオ2杯分
乳化水分と油分が混ざる
バールイタリアの店
バンコ立ち飲みのカウンター
フラットホワイトラテよりミルクが少ない
ポルタフィルター粉を詰める部品
マキアート少量の泡のミルクを足す
リストレット短く淹れた濃い1杯
ルンゴ長く淹れた1杯
レベリング粉をならす

用語を試す商品

ネスプレッソ リストレット

値段10カプセル 1,026円
1杯約103円
形オリジナル用
運営者リピートする

銘柄名と量の名前の違いを試すのに向いています。運営者はコクがあって濃いが、飲みやすくクセが少ないと感じます。ミルク入りで飲むことが多い銘柄です。量を変えられるマシンなら、淹れ分けると量の言葉の差が舌で分かります。

広告ネスプレッソ リストレット

ネスプレッソ アルペジオ

値段10カプセル 1,026円
1杯約103円
形オリジナル用
運営者一番の好み

エスプレッソの量で飲む基準の銘柄です。コクが深く、ミルクを多めに入れても味が残ると運営者は感じます。ラテに近い飲み方を試すときに、最初に選びたい1本です。

広告ネスプレッソ アルペジオ

ネスプレッソ トウキョウ ルンゴ

値段10カプセル 1,134円
1杯約113円
形オリジナル用
量ルンゴ用

ルンゴの量のために作られた銘柄です。同じ110mlでも、エスプレッソ用の銘柄をルンゴで淹れた1杯と比べられます。ボタンの言葉の違いを確かめる1本です。

広告ネスプレッソ トウキョウ ルンゴ

デロンギ スティローザ EC235J

値段22,800円
店デロンギ公式Yahoo!店
方式ポンプ式
手順ドーシング、タンピング

手順の言葉を全部自分でやる方式です。ボタンだけのカプセルと違い、粉の量、ならし方、押し固め方が味に出ます。手間が楽しい人のための1台です。不満としては音と1杯の少なさが挙がります。

広告デロンギ スティローザ EC235J

ネスプレッソ エッセンサ ミニ C30

値段19,800円
店価格.com
方式カプセル
ボタンエスプレッソとルンゴ

用語を覚えなくても2つのボタンで量を選べるマシンです。ショットやタンピングの言葉が要らない生活を選ぶなら、こちらです。置き場所の比較はピクシーとの比較にまとめました。

広告ネスプレッソ エッセンサ ミニ C30

illy クラシコ エスプレッソ粉

値段250g 1,818円
粉7g約51円
店価格.comに載るAmazon
形エスプレッソ用の粉

ミルなしでポンプ式を始める人の粉です。250gは7gの計算で約35杯分です。粉を買えばミルが要らないので、タンピングの練習に集中できます。

広告illy クラシコ エスプレッソ粉

公開された口コミ

家庭のエスプレッソの口コミには、用語の知識の差も表れます。ポンプ式では手順に慣れるまでの声が目立ち、カプセルでは手軽さの声が目立ちます。自分がどちらの生活を望むかを考えて読んでください。

口コミの好評点

  • 値段の割にまろやかでおいしい(スティローザ)
  • 小さくて棚に置きやすい(スティローザ)
  • カプセルと水を入れてボタンを押すだけ(C30)
  • クレマが立つエスプレッソが手軽(C30)

口コミの不満点

  • フィルターの洗いが少し面倒(スティローザ)
  • 振動と音が大きい(スティローザ)
  • 1杯が約30ccと少ない(スティローザ)
  • 淹れるときの音が少し大きい(C30)

価格.comのレビューの要約です。個人の感想です。

どこまで覚えればよいか

カプセルで飲む人は、リストレット、エスプレッソ、ルンゴの3語で十分です。店で注文する人は、ソロ、ドッピオ、ラテ、カプチーノ、アメリカーノを足してください。ポンプ式を買う人だけが、手順の言葉まで覚えれば足ります。

覚える順番も大切です。先に量の言葉を覚えると、メニューとボタンの両方が読めます。次にミルクの言葉を覚えると、店で迷わなくなります。手順の言葉は、マシンを買ってからで間に合います。迷ったら、この記事の早見表だけ開いてください。

合う人

  • ポンプ式を買おうとしている
  • 店のメニューを読みたい
  • カプセルの銘柄と量を整理したい
  • ラテの違いを知りたい

合わない人

  • 1つの銘柄で満足している
  • ボタンで淹れるだけでよい
  • 言葉より味だけを見たい
  • ドリップが中心

価格の確認日と参考元

この記事の値段は、下の表の店やページで確認した時点のものです。確認した年はすべて2026年です。価格は毎日変わることがあり、セール、在庫、色、店によっても違います。送料、ポイント、クーポンは、本文で触れた場合を除いて計算に入れていません。

商品確認した価格参考にした店やページ確認日
ネスプレッソ リストレット10カプセル 1,026円ネスプレッソ公式の価格改定のお知らせ11月5日
アルペジオ、リストレット、ナポリ10カプセル 1,026円ネスプレッソ公式の価格改定のお知らせ11月5日
トウキョウ ルンゴ10カプセル 1,134円ネスプレッソ公式の価格改定のお知らせ11月5日
デロンギ スティローザ EC235J22,800円デロンギ公式Yahoo!ショッピング店11月5日
エッセンサ ミニ C3019,800円価格.com11月5日
illy ブレンド エスプレッソ粉 クラシコ250g 1,818円価格.comに載るAmazon.co.jpの価格11月5日
スターバックス エスプレッソSolo 435円から、Doppio 475円から(店内)スターバックス公式11月5日
スターバックス カフェ アメリカーノShort 455円から、Tall 495円から(店内)スターバックス公式11月5日
スターバックス エスプレッソ ドピオ(リザーブ)800円スターバックス公式11月5日

価格は確認時点の表示価格です。第三者の記事の価格は、その記事の時点の値段です。購入前に販売ページで最新の価格を確認してください。

よくある質問

エスプレッソとドリップの違いは何ですか?

淹れ方です。エスプレッソは細かい粉に圧をかけて一気に淹れ、量はドリップの約5分の1です。

リストレットとは何ですか?

短く淹れた濃い1杯です。ネスプレッソでは25mlが推奨で、同じ名前の銘柄もあります。

ドッピオとは何ですか?

2倍の豆で淹れた2杯分です。スターバックスのDoppioは475円からで、Soloより40円高い値段です。

ルンゴとアメリカーノの違いは何ですか?

ルンゴは長く淹れる1杯で、アメリカーノはエスプレッソをお湯で割る飲み物です。作る順番が違います。

タンピングは何のためにしますか?

粉の表面を平らに押し固めるためです。UCCはならした後に押し固める手順で説明しています。

カプチーノとラテの違いは何ですか?

泡のミルクの有無です。カプチーノはスチームドミルクに泡のミルクをのせます。

カプセルでもエスプレッソと呼べますか?

ネスプレッソは40mlの量をエスプレッソと呼びます。基準の25mlとは数字が違うので、言葉の幅として読んでください。

エスプレッソ ローストとエスプレッソは同じですか?

違います。前者は豆の焙煎の名前で、後者は淹れ方と量の名前です。